いくつかの形式があるテレビショッピング、大きく分けるとテレビ局制作型と、もう一つあるのは自社や企画会社型です。地方局やキー局などがテレビショッピング通販番組を企画から制作まで行う、テレビ局による制作の番組で商品販売をするのはよく知られています。番組制作費に関しても負担はテレビ局側になるものの、実際に商品が売れて売り上げが上がれば、テレビ局に販売マージンを支払うのがルールです。年間を通して24時間放送をし続けるような、専用チャンネルを同じようなシステムになります。
商品のデモンストレーションはテレビショッピング番組ならではのやり方ですが、その際に驚いたり共感をする人たちがいて、起用をするのは局アナや芸能人たちです。視聴者からして全く知らない顔でもないため親近感がわきますし、芸能人やアナウンサーはプロですから演出も上手に行います。リアクションは見ている人にも響きますし、品物に優位性があることを知らせるナイスな手段です。受注から発送に関してはテレビ局による受注、その後同じく局からの発送になります。
専用のコールセンターがあるため注文を受け付けて、受注分は局の物流倉庫へと納品、そこからの顧客への個別発送です。時として産地直送といったことがありますが、その場合は産地からの発送になります。売り上げに関しては販売マージンを引き残した金額であり、販売商品価格や商品の内容によりマージン率は異なり、決定は交渉によるものです。